Twitter・SNSに見る知事選!東京都民は何を呟いていたのか!

なぜ山本太郎は東京都知事選で“負けた”のか(安積明子) - 個人 - Yahoo!ニュース

東京都都知事選挙告示日から投票日前日までの人気キーワードは圧倒的に「桜井誠」「#桜井誠」「山本太郎」です。在特会の元会長の桜井誠氏が18万票得票したことを衝撃をもって韓国メディアは伝えていましたが、TwitterSNS上では一番に話題となっていて、それが実際の投票行動に繋がったともいえます。つまり、この結果から、嫌韓は相当拡がっていることが証明されたことを意味します。

 

次に、得票上位5名に限って見ると、投稿順では1位は桜井誠氏、2位は山本太郎氏、3位は宇都宮健児氏、4位は小池百合子氏、5位は小野泰輔氏の順になっています。都知事選の台風の目は桜井誠氏だったことが、このデータからも読み取れます。桜井誠氏と山本太郎氏に関する投稿は頭一つ抜け出ていて、嫌韓は得票に繋がることを証明した形です。TwitterSNS上では桜井誠氏と山本太郎氏への投票を強く呼びかけられていたことが分かります。現に、桜井誠氏と山本太郎氏は善戦したといえるでしょう。

一方で、圧勝した小池百合子氏に関しての投稿は全然少なく、TwitterSNS上での投票の呼びかけは組織的には全く行われておらず、これは、投票前から小池百合子氏の圧勝が伝えられていたことと関係していると思われます。3位の宇都宮健児氏に関しての投稿も投票前には伸びていて、TwitterSNS上では反小池百合子氏で動いていたことが分かります。つまり、それだけ、切実だったということであり、桜井誠氏、山本太郎氏、そして、宇都宮健児氏は、敗戦確実だったともいえ、その故にTwitterSNS上では多く呟かれたと思われます。維新の会の小野泰輔氏は、しかし、投稿は伸び悩んでおり、東京では維新の会はまだまだといったところです。

 

投票日当日は「投票率」や「#都知事選を最大の投票率にしよう」の投稿が目立って多く、これはある意味自然の行動と思え、しかし、現実は厳しく、投票率はそれほど伸びませんでした。

以上から、TwitterSNS上では終始、桜井誠氏が話題に上っていて、東京都民の間、強いては日本国民の間には嫌韓が根深く拡がっていて、それが証明された形になっています。