連日新型コロナウイルス感染者が最多を記録

1人暮らしで発症したら~感染症専門医が解説 新型コロナウイルス – ニッポン放送 NEWS ONLINE東京都では7月18日現在、3日連続で新型コロナウイルス感染者が200人を超えていて、また、全国でも新型コロナウイルス感染者が急増していて、最多記録を更新しています。この状態は第2波へと鳥羽口にいるのかの瀬戸際で、このまま、爆発的に感染者が増えるのかどうかの危険な状態にあることだけは確かです。

 

中でも東京都が突出して多く、また、東京から近隣県への感染の拡大に一役買っているようです。国民の6割以上が緊急事態宣言の再宣言に賛成との調査結果もあることから、事態は深刻といえるでしょう。

しかし、現状のまま、新型コロナウイルスの感染者が推移している限りは政府は緊急事態宣言の再宣言には踏み切らないと思います。それは緊急事態宣言の再宣言を行うと経済が回らないからです。

 

「Go To キャンペーン」から東京都を除外しただけで、ホテル・旅館のキャンセルが相次ぎホテル・旅館は悲鳴を上げています。そんな状況を目の当たりにした政府は緊急事態宣言の再宣言には二の足を踏むでしょう。

しかし、このままの状態を放っておけば、確実に新型コロナウイルスの感染者は増加の一途を辿り、政府は仕方なく緊急事態宣言の再宣言を行わざるを得ないでしょう。事態はそれほど逼迫していて、ここで、新型コロナウイルスの感染者を食い止めなければ、また、巣ごもり生活に逆戻りです。

 

まず、もうコロナ以前の生活には戻れないことを自覚するべきです。「3密」は避け、マスクは暑くてもして、手洗いを入念に行って、感染しない、感染させない、ということを徹底しなければなりません。再び、第1派の時の緊迫感を持って新型コロナウイルスに望まなければなりません。

新型コロナウイルスに感染するかどうかの当事者は政府でも地方自治体の首長でもなく、庶民なのです。その自覚を持ってウィズコロナの時代を過ごさなければなりません。再び緊急事態宣言が出されると、また、生活困窮者が続出します。政府はそれだけは避けたいのです。

新型コロナウイルスの感染者を増やさず、経済を回すという至難の業をなさなければなりません。それができなければ、弱いものへしわ寄せが行き、生活困難者に陥った人々が自殺するというまた、新たな問題に日本はぶち当たることになります。とにかく、新型コロナウイルスに感染しないことを心がけることが第一です。